キャッシュレス決済とは、現金を使わずに支払いできる決済方法のことです。
小銭を持ち歩く必要がなく、普段の買い物でポイントが貯まるなど、さまざまな利点があります。
今回はキャッシュレス決済の4つの決済手段と、おすすめのキャッシュレス決済を紹介します。
- キャッシュレス決済の4つの決済手段
- おすすめのクレジットカード3選
- スマホ決済におすすめのアプリ3選
- おすすめの電子マネー2選
記事により、自分に合ったキャッシュレス決済の方法が見つかります。
キャッシュレス決済には主に4つの決済手段がある
キャッシュレス決済には多くの種類がありますが、主な決済手段は以下の4つです。
- クレジットカード決済
- スマホ決済
- 電子マネー決済
- デビットカード決済
さらに上記の決済手段は、決済されるタイミングによって3種類、店頭での支払方法によって2種類に分けられます。
決済されるタイミングには、以下の3種類があります。
- 前払い
- 即時払い
- 後払い
前払いは事前にチャージした金額の範囲内しか使えないため、使い過ぎるのを防げます。
即時払いは支払と同時に口座から代金が引き落とされ、口座の残高を超える金額の使用はできません。
後払いは1ヶ月使った分の代金をまとめて請求され、後日口座から引き落とされます。
店頭での支払方法は、カードまたはスマホの2種類です。
カードでの支払は、レジの端末機にカードを直接差し込むまたは通す方法と、かざして支払う方法があります。
スマホでの支払は、以下の3つの方法があります。
- レジの端末にかざす
- 店側にコードを読み取ってもらう
- 自分でコードを読み取る
スマホとクレジットカードや電子マネーを紐づけしている場合は、レジの端末にかざす方法で支払が可能です。
ここからは4つの決済手段について、詳しく解説していきます。
クレジットカード決済は最も普及率が高い
クレジットカード決済は、4つの決済手段の中で最も普及率が高い決済手段です。
後払いを採用しているため、利用代金は翌月の引き落とし日にまとめて請求されます。
新しくクレジットカードを作るには審査が必要となり、利用の際は還元率に応じてポイントが貯まります。
還元率は利用金額に対して貯まるポイントの割合を表し、高還元の目安は還元率1%程度です。
スマホや電子マネーなど他の決済手段とクレジットカードの併用により、ポイントの二重取りや還元率アップが期待できます。
他にも利用明細が家計簿代わりになる、分割払いが可能で利用日から引き落とし日まで期間があくため手元にお金がなくても買い物できる、などの利点があります。
一方で使いすぎてしまう恐れがある、キャッシングやリボ払いの利用に高額な手数料がかかる、などが欠点です。
続いて、クレジットカード決済におすすめのカード3選を紹介します。
キャッシュレス決済におすすめのクレジットカード3選
キャッシュレス決済におすすめのクレジットカードは、以下の3つです。
- 三井住友カード(NL)
- JCB CARD W
- PayPayカード
クレジットカードには国際ブランドがあり、加盟店のみ利用できます。
国際ブランドのVisa、JCB、Mastercardは国内のほとんどの店舗で利用できます。
海外では国によって使える国際ブランドの店舗数が違うため、海外での使用も考えている人は行き先に応じたブランドを選択しましょう。
キャッシュレス決済におすすめのクレジットカードを選ぶポイントは、以下の3つです。
- 年会費が無料
- ポイントの還元率と使い道
- 他の決済手段と相性が良い
年会費がかからないカードは持っていて損がなく、はじめて利用する人にも向いています。
ポイントの還元率が高いほど、効率よくポイントを貯められます。
ポイントを貯めても利用できないと無駄になってしまうため、ポイントの使い道も大切です。
コード決済や電子マネーをよく利用する人は、それらの決済手段と相性が良いカードが候補となります。
カードによって他の決済手段との併用により、ポイントの二重取りや還元率アップが可能です。
ここからは、それぞれのカードの特徴について解説していきます。
三井住友カード(NL)は対象店舗での還元率が2%
三井住友カード(NL)は、対象店舗での還元率が2%の高い水準となっています。
さらにVisaのタッチ決済またはMastercardのコンタクトレスで支払うと、最大5%のポイントが還元されます。
対象となる店舗の一例は、以下の通りです。
- マクドナルド
- セブンイレブン
- ローソン
- すき家
- ドトールコーヒーショップ
- ガスト
参照元:対象のコンビニ、飲食店で最大5%還元!|クレジットカードの三井住友VISAカード
Visaのタッチ決済またはMastercardのコンタクトレスはどちらも非接触型のキャッシュレス決済となっており、専用端末にクレジットカードをかざすだけで支払が完了します。
カード名 | 三井住友カード(NL) |
---|---|
年会費 | 永年無料 |
基本の還元率 | 0.5% |
対象年齢 | 高校生を除く満18歳以上 |
国際ブランド | VisaまたはMastercard |
満20歳以下の人が申し込む場合は、保護者の同意が必要です。
カードの不正利用などを24時間監視するシステムを採用し、不正利用が発覚した場合も、盗難または紛失の届出日の60日前までの損害が補償されます。
盗み見や悪用の防止に効果のある、券面にカード番号や署名欄のないデザインです。
三井住友カード(NL)の利用にはV passアプリのダウンロードが必要となり、Google PayやApple Payなどのスマホ決済にも対応しています。
次に紹介するJCB CARD Wは、基本の還元率の高さが魅力です。
JCB CARD Wは基本の還元率が1.0%の高還元
JCB CARD Wは、基本の還元率が1.0%の高還元のカードです。
JCB CARD WをJCB ORIGINAL SERIESパートナーで利用すると、さらに還元率が上がります。
JCB ORIGINAL SERIESパートナーとは、カードの利用で貯まるOki Dokiポイントの還元率が通常より高い優待店のことです。
対象となる店舗には、Amazonやセブンイレブンなどさまざまな分野のお店が挙げられます。
ポイントアップ登録によりAmazonでのポイントが通常の4倍となり、カードの利用で貯まったOki Dokiポイントは、Amazonで1ポイントを3.5円分として利用可能です。
他にもセブンイレブンでのポイントが3倍、スターバックスのオートチャージやスターバックスカードへのオンライン入金でのポイントが10倍となります。
そのためAmazonやセブンイレブン、スターバックスなどの優待店をよく利用する人に最適です。
カード名 | JCB CARD W |
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年会費 | 永年無料 |
基本の還元率 | 1.0% |
対象年齢 | 高校生を除く満18歳以上39歳以下 |
国際ブランド | JCB |
申込の対象年齢は39歳以下に限定されますが、入会後は40歳以上の人も利用できます。
カードの券面に番号やセキュリティコードが記載されていないため、盗み見の防止に効果的です。
カードをかざして決済できるタッチ決済やGoogle PayまたはApple Payによるスマホ決済にも対応しています。
次に紹介するPayPayカードは、高い還元率とポイントの使い道の幅広さが特徴です。
PayPayカードは還元率が高くポイントの使い道が幅広い
PayPayカードは基本の還元率が1.0%と高く、最大で1.5%の還元を受けられます。
PayPayではPayPayステップという利用状況に応じて還元率が上がるサービスを提供しています。
PayPayステップで1.5%の還元を受けるための条件は、以下の2つです。
- PayPayまたはPayPayカード、PayPayカード ゴールドの300円以上の支払が30回以上
- PayPayまたはPayPayカード、PayPayカード ゴールドの支払額が合わせて10万円以上
PayPayあと払いに登録し、1日から月末までの間に上記の条件を満たす必要があります。
PayPayあと払いとは、事前のチャージが不要で利用金額を翌月にまとめて支払う方法のことです。
ポイントの使い道の幅広さも特徴となっており、2023年3月時点で累計登録箇所数は410万ヶ所を超えています。
カード名 | PayPayカード |
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年会費 | 永年無料 |
基本の還元率 | 1.0% |
対象年齢 | 高校生を除く満18歳以上 |
国際ブランド | JCB、Visa、Mastercardから選択 |
PayPayカードの申込には、Yahoo! JAPAN IDが必要です。
カードの利用速報サービスがあるため、身に覚えのない利用を防止し、安心して使えます。
デザインは縦型と横型から選択が可能となっており、券面に番号のないカードです。
スマホ決済アプリのPayPayにチャージできる唯一のクレジットカードであるため、PayPayをよく利用する人に最適です。
カードを持たずにスマホだけで支払を完了したい人には、次に紹介するスマホ決済が候補となります。
スマホ決済はスマホだけで支払が完結できて便利
キャッシュレス決済のうちスマホ決済は、スマホだけで支払が完結できて非常に便利です。
事前にクレジットカードや銀行口座をスマホに登録し、そこから引き落とされます。
審査やカードがないため、利用したい時にすぐ使い始められるところが利点です。
現在普及が増えており、利用できる店舗も増加しています。
スマホ決済の方法は、QRコードを読み取る方法か端末にかざす非接触の方法が主流となっています。
QRコードによる方法は機種に関わらずアプリをスマホにインストールすると利用できるのに対し、非接触の方法は対応している機種のスマホが必要です。
QRコードによる方法の具体例には、PayPayや楽天ペイなどがあげられます。
対して非接触の方法の具体例はApple Payやおさいふケータイ、Google Payなどです。
利用者同士の送金も可能なため、割り勘で支払う時にも小銭を準備する必要がなく、1円単位まで送金できます。
続いて、スマホ決済におすすめのアプリを紹介していきます。
スマホ決済におすすめのアプリ3選
スマホ決済におすすめのアプリは、以下の3つです。
- 楽天ペイ
- PayPay
- Amazon Pay
スマホ決済アプリはクレジットカードと組み合わせた使用により、高還元が期待できます。
具体的にはアプリにクレジットカードを登録し、アプリとクレジットカードの両方のポイントの獲得が可能です。
さらにキャッシュバックやポイントアップなどのキャンペーン中は、通常よりも還元率が上がります。
アプリのポイントには有効期限が設けられている場合が多く、ポイントの使い道が多いアプリは貯まったポイントが無駄になりません。
ここからはクレジットカードと組み合わせで高還元のポイントが貯まり、ポイントの使い道が豊富なスマホ決済アプリを紹介していきます。
楽天ペイは高い還元率が魅力
楽天ペイは基本の還元率が1%となっており、高還元のアプリです。
さらに楽天カードや楽天ペイのポイントカード機能との併用により、最大2.5%の還元を受けられます。
2.5%の還元を受けるための手順は、以下の通りです。
- アプリの楽天キャッシュに楽天カードからチャージすると、0.5%還元
- 店頭でアプリのポイントカードを提示すると、支払金額のうち最大1.0%還元
- アプリのコード・QR払いで支払うと支払金額のうち1.0%還元
ポイントカードの還元率は、利用する店舗によって異なります。
アプリ1つでポイントカードの提示や支払ができるため、円滑に会計を進められます。
楽天ペイは全国の500万ヶ所以上で利用が可能となっており、ポイントの使い道に困りません。
以下は、楽天ペイが利用できる店舗やサービスの一覧です。
業種 | 店舗名 |
---|---|
コンビニ | ローソン、ファミリーマート、セブンイレブンなど |
スーパー | イトーヨーカドー、フレスコ、西友など |
ドラッグストア | ココカラファイン、マツモトキヨシ、スギ薬局など |
飲食店 | スターバックスコーヒー、松家、ガスト、スシローなど |
ファッション | 西松屋、JINS、アルペンなど |
家電量販店 | ビックカメラ、ジョーシン、エディオンなど |
その他サービス | アート引越センター、ロフト、コーナンなど |
ICカード乗車券であるSuicaへのチャージも可能となっており、チャージした金額のうち0.5%の楽天ポイントが貯まります。
Suicaはエリアをまたがっての利用はできませんが、首都圏だけでなく全国で利用できます。
楽天ペイにチャージする方法は、以下の6つです。
- 楽天カード
- 楽天銀行
- ATM
- ラクマの売上金
- 楽天ウォレットの暗号資産
- 楽天ギフトカード
ATMからのチャージは、セブン銀行ATMのみ対応しています。
ラクマとは、楽天グループが運営しているフリマアプリのことです。
いずれの方法も楽天ペイのアプリから、簡単にチャージできます。
次に紹介するPayPayはクレジットカードとの併用により、1.0%のポイントが還元されます。
PayPayはクレジットカードとの併用で還元率1.0%
PayPayの通常の還元率は0.5%ですが、PayPayあと払いまたはPayPayあと払いに登録済みの人がPayPayのクレジットカードで支払った場合1.0%の還元が受けられます。
翌月一括払いの場合は手数料が不要となり、手数料や年会費もかかりませんが、PayPayを利用するためには審査が必要です。
使えるネットサービスが充実しているため、よく通販で買い物する人にも向いています。
以下は、PayPayが使えるネットサービスの一例です。
業種 | サービス名 |
---|---|
総合通販 | amazon、Yahoo!ショッピング、Qoo10など |
電化製品 | エディオン、Joshin Webショップ、ビックカメラ.comなど |
電子書籍 | めちゃコミック、コミックシーモア、Renta!など |
エンタメ | Netflix、Hulu、LINE STOREなど |
ファッション | GUオンラインストア、ユニクロオンラインストア、ZOZOTOWNなど |
トラベル | HIS、Yahoo!トラベル、エアトリなど |
参照元:PayPayが使えるお店|キャッシュレス決済のPayPay
買い物やネットサービス以外にも公共料金の支払やふるさと納税、資産運用などに利用できます。
毎週月曜日にはPayPayクーポンが配信され、さまざまなキャンペーンも開催されています。
PayPay残高へのチャージ方法は、以下の6種類です。
- 銀行口座を登録
- PayPayのクレジットカードを登録
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
- 現金
- ヤフオクまたはPayPayフリマの売上金
- PayPayあと払い
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いとは、月々のスマホ料金とチャージ金額をまとめて支払う方法のことです。
ソフトバンクかワイモバイル、LINEMOの携帯電話を使用しPayPayアカウントの連携している場合にPayPay残高にチャージできます。
現金の場合は、セブン銀行ATMまたはローソン銀行ATMからのみチャージが可能です。
次に紹介するAmazon Payは、通販で利用する際に大きな利点があります。
Amazon Payはネット通販での入力を省略できる
Amazon PayはAmazonのアカウントに登録されている情報を使って、他の通販サイトでの入力項目を省略できます。
住所やクレジットカード情報の入力などを省略できるため、迅速に支払手続きを進められます。
以下は、Amazon Payが使えるサイトの一例です。
- 出前館
- ZOZOTOWN
- まんが王国
- 劇団四季
- ニッセンオンライン
- ユーキャン
- ふるさと納税サイト「ふるなび」
参照元:Amazon Payが使える人気ECサイトを探そう!|Amazon Pay
Amazonのアカウントを持っている人は、新たなアカウントの登録やアプリのインストールの必要がなく利用できます。
上記で紹介した他のスマホ決済アプリと比較して実店舗で使える所が少ないため、通販でよく買い物する人に向いています。
Amazon Payへのチャージ方法は、以下の3つです。
- クレジットカード
- Amazonギフトカード
- あと払い(ペイディ)
登録できるクレジットカードの国際ブランドは、以下の5つです。
- Visa
- Mastercard
- American Express
- JCB
- Diners Club
Amazonギフトカードでチャージする場合の通常の還元率は0.5%ですが、プライム会員の人は1.0%還元されます。
あと払い(ペイディ)を利用するには、Amazonのアカウントの支払方法にあと払い(ペイディ)を設定する必要があります。
Amazon Payは、安全性の高さも魅力の1つです。
Amazonは世界水準のセキュリティ技術で個人情報を保護しており、入力したクレジットカード情報は利用店舗ではなくAmazonで管理されています。
そのため、キャッシュレス決済による不正利用が心配な人も安心です。
続いて4つの決済手段のうちの電子マネーについて解説していきます。
電子マネーは大きく分けて3種類ある
電子マネーは、大きく分けて以下の3つの種類があります。
- 交通系電子マネー
- 流通系電子マネー
- クレジットカード系電子マネー
交通系電子マネーは公共交通機関が発行している電子マネーで、代表的な物にSuicaやPASMOが挙げられます。
流通系電子マネーはスーパーやコンビニなど流通系の企業が発行している電子マネーとなり、代表的な物にはnanacoやWAONがあります。
クレジットカード系電子マネーは、幅広い分野で使えるQUICPayやiDなどが代表的です。
ここからは、具体的な電子マネーについて紹介していきます。
Suicaはクレジットカードを使ってチャージするとポイントが貯まる
JR東日本が運営する交通系電子マネーのSuicaはクレジットカードを使ってチャージすると、ポイントが貯まります。
JR東日本グループのクレジットカードであるビューカードでチャージすると、1.5%のポイントが還元されます。
チャージに使えるクレジットカードは、本人認証サービス(3Dセキュア)に対応している以下の7つのブランドのカードです。
- ビューカード
- JCB
- VISA
- Mastercard
- American Express
- Diners Club
- JR東海エクスプレス・カード
Suicaには一般的なカード型のSuicaとスマホで利用できるモバイルSuicaがあり、どちらを利用するかによって登録できるクレジットカードが異なります。
モバイルSuicaは上記全てのブランドのカードを登録できますが、カード型のSuicaにチャージできるのはビューカードのみとなっています。
Androidでおさいふケータイ機能が付いている機種またはiPhoneのApple Payが使える機種のスマホを使っている人は、モバイルSuicaが便利です。
ビューカードをモバイルSuicaに登録した場合のみ、残高を気にせず使えるオートチャージ機能が利用できます。
オートチャージ機能を利用できるのは、以下の地域です。
- 首都圏のSuica、PASMOエリア
- 仙台
- 新潟
次に紹介するnanacoもSuicaと同様、スマホ決済やオートチャージが可能です。
nanacoはセブン&アイグループの店舗での利用に利点が多い
nanacoは株式会社セブン&アイ・ホールディングスが提供している電子マネーとなっており、セブン&アイグループの店舗をよく利用する人に最適です。
イトーヨーカドーでは毎月の8日と18日、28日をハッピーデーと称してnanacoで支払うと食料品や衣料品などが5%割引されます。
通常の還元率は0.5%ですが、対象店舗のポイントが2倍になるキャンペーンや、セブンイレブンで対象商品を買うとボーナスポイントがもらえるキャンペーンを頻繁に開催しています。
使える店舗の数は、コンビニやスーパーなど全国で100万店以上です。
nanacoには、大きく分けて以下の3種類があります。
- nanacoカード
- nanacoのアプリ
- nanaco一体型のクレジットカード
アプリにはiOS端末用のApple Payのnanacoと、Andoroid端末用のnanacoモバイル for Androidがあります。
アプリのnanacoは、会計時にスマホだけで決済が完了できます。
支払方式は前払いのみとなっており、事前のチャージが必要です。
チャージの方法には、以下の5つがあります。
- 現金
- nanacoギフト
- クレジットカード
- nanacoポイントを電子マネーに交換
- セブンマイルを電子マネーに交換
現金とnanacoギフトは店舗のレジやセブン銀行ATM、nanacoチャージ機でチャージが可能です。
クレジットカードには残高が設定金額未満になると自動的にチャージされるオートチャージと、アプリからその都度チャージできるクレジットチャージがあります。
nanacoポイントはレジまたはスマホ、セブンマイルはスマホから電子マネーへの交換が可能です。
1ポイント1円として使用でき、ANAのマイルにも交換できます。
事前にチャージする必要がなく、現金と同じ感覚で使用したい人には次に紹介するデビットカード決済が候補です。
デビットカード決済は支払時に利用代金が口座から引き落とされる
デビットカード決済は即時払いが採用されており、利用時の代金が即時に銀行の口座から引き落とされます。
前払いの決算手段と異なり、事前に入金する必要や残高以上に使ってしまう心配がなく利用が可能です。
デビットカードには、ブランドデビットとJ-Debitの2種類があります。
ブランドデビットカードとは、Visaなどの国際ブランドが銀行と提携して発行するカードのことです。
クレジットカードと違って審査は不要ですが、銀行への申込が必要となります。
クレジットカードのような分割払いやリボ払い、キャッシングには対応していません。
ブランドデビットは、J-Debitに比べて使える加盟店が多いのが特徴です。
ブランドデビットカードの中のVisaデビットカードは、一部を除くVisa加盟店で使用できます。
参考オンライン資料
PayPayが実施した主な取り組みと、それに伴う主要指標の推移について(2022年度下期) | PayPay株式会社
楽天とJR東日本、楽天ペイ(アプリ決済)において楽天ポイントからSuicaへのチャージが可能に | 楽天グループ株式会社
Amazon Payが使える人気ECサイトを探そう!| Amazon Pay